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OSASの特長

 

セルフドリリング方式

 パイロットドリルなしで埋入するため安定性が良くなります。
OSAS 1.6mmの径ではパイロットドリルなしで直接埋入できる強度(破断トルク値:28N•cm以上)を有しています。ソウル大学でOSASを使ってビーグル犬にプリドリリングとドリルフリーで植立実験を行い、ドリルフリーのほうがパイロットドリルした場合に比べて脱落率が低いという報告がされています。
(「Histomorphometric and mechanical analyses of the drill-free screw as orthodontic anchorage」Am J Orthod Dentofacial Orthop 2005, 128:190-4)
 (OSASは韓国の口腔外科医のJS Kim先生のアドバイスで開発をスタートさせました。主にソウル大学で使用されてきましたが、OSASはドイツ製のためウオン安で韓国に輸入が難しいため韓国では販売がされていません。)

 

シリンダータイプとテーパードタイプ

シリンダータイプとテーパードタイプ

 OSASミニスクリューはねじの部分がシリンダータイプであるためテーパータイプに比べて埋入しやすくなっています。最近の報告によるとテーパード(円錐)よりもシリンダー(円柱)タイプの方が埋入時に骨組織に対するダメージが少ない事から感染が少なく、脱落が少ないという報告がされています。テーパードの場合、最後に最大の負荷を骨表面にかける為,骨組織にダメージを与え、骨組織が再生しない状態となり、スクリューと骨組織の親和性が阻害されその部位から感染して脱落しやすくなると考えられます。

 

ねじ山の形状について

ネジ山の形状について ねじ山の形状が舟底型で植立の埋入抵抗を少なくしています。

OSASミニスクリューは、埋入時のトルクを小さくするため、材質、径が同等の他社製品とねじ山の形状が違います。OSASミニスクリューはねじ山を三角形ではなく舟底型の形状としてセルフタッピング時の抵抗を少なくして埋入します。埋入後、骨との接触面積が大きいためオッセオインテグレーションの効果が大きくなります。

 

ヘッドの形状について

ヘッドの形状について

スクリューヘッドは六角形です。プラスねじやマイナスねじのヘッドは欠けて、回せなくなることが起きやすくなります。六角ネジの形状はOSASが早期に導入したアイデアです。

エラスティックや結紮線をフックする場合

エラスティックや結紮線をフックする場合

ねじ頭部は結紮線やコイルスプリング、エラスティックチェーンを2つ同時に引っ掛けても良い幅を持たせています。

 

ねじの先端形状について

ネジの先端形状について 

ねじの先端のタッピングについては、プリドリリング無しに埋入しやすいようにタップが先端に刻まれている構造です。OSASは斜め方向からでも埋入できるように設計されています。

円筒部の長さについて

円筒部の長さについて

可動歯肉の厚さに対応するため円筒部の長さが1mmと2mmの形状を有します。

 

プレートタイプの特長

プレートタイプの特長

 M-OSASとDOSプレートは、円形プレート構造なので、増殖した歯肉がヘッドを隠してしまうことを防ぎます。

スロットタイプのヘッドの形状について

スロットタイプのヘッドの形状について

スロットタイプでは植立後にスロットに結紮線などを挟む事ができるため便利です。

 

DOSタイプスクリュー

DOSタイプスクリュー

 DOSタイプスクリューはねじ頭部に022幅のスロット構造を有します。矯正用ワイヤーをスロット部分に結紮線にて固定することが可能です。頭部は丸み形状のため接触しても違和感が少ないです。

 DOSタイプスクリューは埋入時に六角チップで大まかに埋入し、DOS専用のプラス(+)チップに交換することで埋入の深さを確認しながら植立できます。撤去時、歯肉が盛り上がって六角チップでは先端がかからない場合、DOS専用のプラス(+)チップにて撤去できます。

DOS専用プラスチップ

5mmのスクリューについて

5mmのスクリューについて 

 口蓋正中に植立する場合、正中付近の骨密度は高く硬いため6mm以上は埋入が難しかった為、開発当初最小ねじ長は6mmでしたが、新たに5mmを追加し、ねじの最小長さを5mmとしました。5mmの埋入で十分上顎567の臼歯の圧下に対応できます。

 

9mmのスクリューについて

9mmのスクリューについて 

下顎歯列全体を遠心移動させるため9mm長のスクリューを大臼歯遠心に植立します。スクリュー頭部まで歯肉に覆われる場合、結紮線によって牽引します。

 

OSAS-Sについて

OSAS-Sについて 

 歯根間のスペースが狭い場合には、径が1.3mmのOSAS-Sミニスクリューを使用します。新しく矯正の先生のご要望にお答えして開発しました。強度的には10Ncm程度の強度ですので下顎骨等、骨が硬い場合にはパイロットドリルを行って使用します。ねじ頭部の形状は従来のOSASと同じサイズの六角ヘッドです。

 

OSASは8種類あります

スクリューの種類

 OSASは8種類のねじ頭部の形状があります。ねじ径は1.6mmと1.3mmの2種類があります。ねじ長は5mmから9mmあります。(M-OSASは6mmから8mm、S-OSASは5mmから8mmです。)

電話による製品のご購入・ご相談は0776-33-5333まで。

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